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11/30/2008

かざしもに押し流されてゆがむ雲嫌悪を浴びて黙る草木は

かざしもに押し流されてゆがむ雲嫌悪を浴びて黙る草木は

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11/25/2008

テーブルに鱗がひとつ落ちていて午後の会議に身が入らない

テーブルに鱗がひとつ落ちていて午後の会議に身が入らない

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11/24/2008

目覚めれば妻と子の声ひっそりと庭に聞こえる梅雨寒の昼

目覚めれば妻と子の声ひっそりと庭に聞こえる梅雨寒の昼

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11/20/2008

おおふけえおおふけえなど言いながら泥田を廻る抜けられなくて

おおふけえおおふけえなど言いながら泥田を廻る抜けられなくて

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11/17/2008

一斉に走る車の風圧で路面を滑り行くポリ袋

一斉に走る車の風圧で路面を滑り行くポリ袋

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11/16/2008

教室のかびんに挿したひまわりが枯れてしまっていた登校日

教室のかびんに挿したひまわりが枯れてしまっていた登校日

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11/15/2008

梅雨寒の父の日に子ら集い来てピアノに遊ぶ「槌音高く」

梅雨寒の父の日に子ら集い来てピアノに遊ぶ「槌音高く」

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11/14/2008

雨のなか手紙をだしに行くと言い戻ってこない 空腹である

雨のなか手紙をだしに行くと言い戻ってこない 空腹である

日経歌壇20081102穂村弘選

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11/13/2008

船底の狭いフロアに雑魚寝して足の臭いを嗅ぎつつ眠る

船底の狭いフロアに雑魚寝して足の臭いを嗅ぎつつ眠る (新井蜜)

ダ・ヴィンチ2008年11月号「短歌ください」穂村弘選

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